現代の婚活事情

日本の人口減少から見る結婚の難しさ

昨今の日本人が結婚する年齢は上がり続け、平均の初婚年齢は平成25年厚生労働省の調べによると、男性30.9歳であり女性29.3歳となっています。平成5年のデータでは男性28.4歳であり女性26.1歳だったので、実にこの20年で男性は2.5歳、女性は3.2歳も上がっていることになります。

平均初婚年齢グラフ

また、生涯未婚率も上昇し続けており、男性の約2割、女性は1割が一生独身だと言われています。

生涯未婚率の推移

では何故、このように結婚が難しい世の中になったのでしょうか。

一つは結婚適齢期の人口が減少している事があげられます。日本の人口というのは、第二次世界大戦中~戦後すぐに、ベビーブームが起きました。いわゆるこれが団塊の世代で、日本の経済成長に深く関わってきました。実はこのタイミングで日本では結婚相談所が誕生しています。
戦争で結婚適齢期の男性がたくさん死んでしまい、結婚したくても出来ない女性で溢れました。但し当時と比べても現代は結婚適齢期の男女の人口は 激減しており、もはや自然に出会って結婚するにしても母数の関係でどうしても難しくなっている事実があります。